相続について考えるとき、多くの人が最初に思い浮かべるのが預貯金です。
しかし、家族が本人の金融資産をすべて把握しているとは限りません。
「どこの銀行を使っているのか分からない」
「昔の通帳しか見つからない」
「証券会社との取引があると聞いたことがある」
「保険に入っているらしいが、詳しいことが分からない」
このような状態では、相続が発生した後に財産の全体像を把握することが難しくなる場合があります。
だからこそ、可能な範囲で生前に金融資産に関する情報を整理しておくことが重要です。
金融資産は「家族が知らない」ことがある
預金や証券は、不動産と違って外から見ても存在が分かりません。
そのため、本人が家族に詳しく話していなければ、家族が把握していない金融資産が存在する可能性があります。
例えば、
- 普段使っている銀行口座
- 昔から利用している銀行口座
- 定期預金
- 証券口座
- 投資信託
- 保険
- その他の金融商品
などです。
もちろん、すべてを探偵が直接確認できるという意味ではありません。
金融機関の情報には、本人確認や法的な手続きなど、さまざまな制限があります。
だからこそ、調査では合法的に確認できる情報や手掛かりを整理することが重要になります。
詳しくは当サイトの「財産調査とは?」のページでも解説しています。
生前なら本人に確認できる情報がある
金融資産については、本人が元気なうちであれば確認できることがあります。
例えば、
「どこの銀行を利用しているのか」
「証券会社はどこなのか」
「保険会社はどこなのか」
「古い口座は残っているのか」
などです。
本人が把握している情報を家族と共有しておくだけでも、将来の負担を減らせる可能性があります。
詳しくは当サイトの「生前に整理しておきたい相続情報」のページでも解説しています。
探偵による金融資産調査とは?
探偵・調査会社が行う金融資産に関する調査は、銀行の内部情報を不正に取得することではありません。
ご依頼者様から提供された情報や、合法的に確認可能な資料・公開情報などから手掛かりを集め、必要な情報を整理していきます。
「何が分かっていて、何が分からないのか」を明確にすることも重要です。
そのうえで、必要に応じて弁護士、司法書士、税理士などの専門家に相談します。
詳しくは当サイトの「相続における探偵の役割とは?」のページでも解説しています。
財産は「存在すること」だけでなく「把握すること」が重要
相続では、
「財産がある」
だけでは十分ではありません。
それがどこにあり、どのような種類の財産なのかを把握することが重要です。
情報が整理されていれば、その後の相続手続きや税務、財産分割などについて専門家へ相談しやすくなります。
早めに情報を整理する
本人が亡くなった後になって、
「どこの銀行を使っていたのか分からない」
という状態になると、家族は手掛かりを探すところから始めなければなりません。
だからこそ、
分かる情報は、分かるうちに整理しておく。
これが金融資産について考えるときの基本です。
情報があれば、選択肢が増えます。
そして、選択肢を持つためには、まず現状を知ることが必要です。
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